10月11日(火)、夏目はる子先生をお迎えして、全校合唱を指導していただきました。
9月13日に引き続いて、本年度2回目の御指導です。
今日も、先生は、「いい声が出るね。きれいな声ですよ。」と、子どもたちをたくさん褒めてくださいました。
そして、さらによい歌にするために、先生自ら歌って手本を示してくださりながら、的確にアドバイスをしてくださいました。
先生の言葉はとても説得力があります。
「言葉を一つ一つはっきりと歌うと、もっと生き生きとした切れ味のあるよい歌になります。優しさの中に力強さの入った歌になります。きれいな声でとてもよいけれど、強くはっきりと歌うと、もっとよくなります。」
合唱の醍醐味であるハーモニーをつくるところの練習では、低音部、高音部、それぞれのパートに、丁寧な指導をしてくださいました。
「音が急に上がったり、すとんと下がったりするので、音のとり方が難しいところだけれど、正しく自分に自信をもって歌いましょう。自信なさそうに歌うと、歌の盛り上がるところがぼやけてしまいます。ふらついて歌うと、ふらついた和音になってしまいます。音程を正しくとって歌いましょう。」
はる子先生のお言葉は、子どもたちの心と頭にすっと入ります。子どもたちは、教えていただいたことを、一生懸命実行していきます。
今日も、御指導の時間は、1時間(正味45分間)でしたが、先生の御指導で子どもたちの歌声が変わりました。「はる子先生マジック」です。
先生の御指導、御助言を糧に、子どもたちは、さらに美しい切れ味のある歌声を求めていきます。