清崎地区では、田植えの時季を迎えました。
本年度、5・6年生は、総合的な学習の時間に米作りを通して、ふるさと清嶺を考える学習を進めることにしました。
5年生Hくんのおじいさんの夏目さんが、子どもたちの願いに応えてくださって、米作りの学習を応援してくださることになり、田んぼを貸してくださいました。
そして、今日、5月2日(月)、5・6年生10人は、夏目さんの田んぼで田植えをさせていただきました。
夏目さんは、田んぼを守り続け、米作りを50年間もされているとのことで、「米作り50年」と聞いて、子どもたちは、「すごい!」と驚き、感心させられ、夏目さんに教えていただけることにわくわくしている様子でした。
約半数の子の家では、米作りをしていますが、子どもたちが、実際に田植えや稲刈りをするといったことは少なく、今日、初めて田植えをしたという子がほとんどでした。
夏目さんに丁寧にご指導いただき、さあ、田植えに挑戦!
苗を手にうれしそうです。田植えも、楽しそうにしています(^_^)
「楽しかったです!」「田植えをさせてもらって、よかったです。」と、みんな言っていました。
苗の観察もしっかりとしていました。
素足で入った田んぼの土と水の感触、早苗の香り、新緑の山からの爽快な風、そして、夏目さんの米作りの経験や苗の植え方などのお話、すべてが新鮮で、子どもたちは、田植えを通していろいろなことを感じ、発見したようです。
田植え後、軽トラックを台にしたり、あぜに腰を下ろしたりして、田んぼを眺めながら、熱心に感想や発見を記録していました。
そして、おやつもいただいて、みんな、にっこり。働いた後のおやつは、とってもおいしいことを実感!これも、勉強ですね。よい思い出になります。
除草などの今後の世話のことや鹿よけの柵のことなども教えていただきました。米作りの苦労や丹精込めて作ることの尊さなどに、子どもたちはこれから気づいていくことでしょう。
夏目さん、今日は、本当にありがとうございました。
夏目さんのご厚意で、5・6年生は、本年度の総合的な学習でも、よい勉強ができそうです。
子どもたちのこれからの追究が楽しみです。