本校では、毎年、卒業する6年生が、卒業に寄せる今の思いを文字に込め、書写卒業作品を書いています。
本年度の4人の卒業生も、それぞれ自分で書く文字を決め、真剣に力強く書き上げました。
そして、今日の全校朝礼時に、下級生や先生方に、その文字に込めた思いを伝えました。
○「友」という文字にしたのは、卒業して、中学校に行くと、今よりも同級生が増えるので、たくさんの友達をつくりたいと思っているからです。
○「絆」という文字にしたのは、人と人とのつながり、友達との絆を大事にして、みんなと仲良くしていきたいと思っているからです。
○「勇気」という文字にしたのは、中学校に行って、部活動の試合などでも、勇気をもって、強気でがんばりたいと思っているからです。
○「大志」という文字にしたのは、未来に向かって大きな志(こころざし)をもって生きていきたいと思っているからです。
「友」や「絆」という文字には、6年生4人、そして、清嶺小学校の友達みんなとの、友情や絆への思いも込められているそうです。また、4人は、担任の先生をはじめ、先生たちとの絆も大事に考えています。すばらしいことであり、とてもありがたいことです。
「勇気」と「大志」も、大変素敵な言葉です。夢や希望をもって、力強く真っ直ぐ生きていこうという決意が表れています。4人は、卒業・入学を控え、不安に思うことも、きっとあると思うけれども、毎日、前向きにがんばっています。「勇気」と「大志」をもつことを、立派に実践しています。
堂々と自分の思いを語り、説明する6年生を、下級生は、憧れの眼差しで見ていました。そして、応援の大きな拍手をしました。
作品は、渡り廊下に掲示し、卒業式の日に、おうちの方や来賓の皆様にも見ていただきます。