3月9日(水)、たいよう学級の二人の児童が、生活単元学習の授業で、JA愛知東の職員の方に教えていただきながら、豆腐とおから蒸しパンケーキを作りました。
材料の大豆は、二人が一生懸命育てて収穫し、さやを根気よくむいたものです。ですから、完全な手作り豆腐というわけです。
JAの方のご協力と二人のがんばりで、豆腐と蒸しパンを大変手際よく作ることができました。
そして、授業後、二人は念願のおとうふやさんを開店しました。
「たいようとうふ店、間もなくオープンです! みなさん、どうぞ来てください。」と二人の弾んだ声が学校中に響きました。
全校の子どもたちと職員が、にこにこ顔で、たいようとうふ店にお買い物に行きました。たいよう学級の二人が前もって配ってくれた手作り100円硬貨を2枚ポケットに入れて……。
「とうふは二つで100円、蒸しパンケーキは一つ100円です。合わせて200円です。」
「ありがとうございます。テーブルを用意してありますから、どうぞそちらで召し上がってください。」
二人は、店員としても、がんばり、接客も大変上手にできました。
みんな、「すごくおいしい!」「上手に作ってあるね。」「とってもおいしいね。」などと言いながら、いただきました。
たいよう学級の二人は、みんなのそんな声を聞いて、褒められて、とてもうれしそうでした。みんなに喜んでもらいたくて、これまでずっとがんばってきた二人は、成功を実感し、その笑顔には達成感があふれていました。
二人のがんばりに、全校のみんなが拍手をしました。20人の子どもたち、全員が、とってもにこやかな優しい表情をしていました。
今日、たいようとうふ店に行った人は、誰もが幸せ気分になれました。たいようとうふ店は、「しあわせとうふ店」だと思いました。
「おいしいお豆腐と幸せをありがとう!」
「たいようとうふ店、大繁盛、大成功! よかったね!」
大きな喜びとともに、二人と担任のF先生にとって、また一つ素敵な思い出ができました。