ブナ植樹体験(第5・6学年理科校外学習)

愛知県文化財保護指導委員の他に多くの肩書きをお持ちの加藤博俊さんに、今年もブナの植樹体験をさせていただきました。学校からバスで約1時間、設楽町沖ノ平の森林に移動しました。車中では、加藤さんから、奥三河の自然のすばらしさや段戸ブナの苗木を育てるまでの苦労話を聞きました。

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ブナの葉脈の特徴を分かりやすく説明してくださり、子どもたちもすぐに覚えました。

森に到着すると、新しい看板ができていました。

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長久手市の里山クラブの方々も協力してくださいました。カメラとマイクも写っていますが、NHK豊橋報道室のスタッフです。加藤さんの活動を取材中のようです。

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一人一本の苗木を、心を込めて植樹しました。表札も打ち込みました。その表札には、願いごと

を記入してあります。

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無事に植樹を終えると、次は、お楽しみのかえでの樹液採取の体験です。メイプルシロップの原料でもあり、この樹液で紅茶やコーヒーをいれると最高の味だそうです。かえでの木の幹に穴を開け、管を差し込むと、すぐに樹液があふれてきました。順番にその樹液をいただきました。「ほのかな木の香りと甘さ」(担任談)これが、おいしさの秘密のようです。

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植樹する場所まで、歩道がきれいに整備されていたのも驚きでした。加藤さんのご家族で作られたようです。本当に感謝です。これからも、たくさんの方が訪れるからですね。加藤さんご夫妻、青山さん、長久手市里山クラブの皆さん、ご指導ありがとうございました。このブナの木が、立派に育つことを祈り、100年後もブナの森が残るように、自分たちが何をすべきか考えながら生きていくことを誓います。

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2024年5月

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