1月27日(水)の朝の活動は、ふれあい読み聞かせでした。今日は、二名の地域ボランティアのふれあい講師の方が、子どもたちに本を読んでくださいました。
1~3年生には、夏目さんが、『はなちゃんのみそ汁』という絵本を読んでくださいました。
小学校3年生のはなちゃんは、毎朝、味噌汁を作ります。5歳の誕生日からの日課です。「一人でも生きられる力を身につけて」と、33歳で亡くなった母の千恵さんと約束したからです。この絵本には、余命を覚悟した母が娘に遺した食と躾、愛、そして、二人でがんばって生きる父と娘の前向きな明るさが描かれていて、読む人の心にすうっと入ってきます。
実話であり、映画化もされて話題になりました。哀しみを乗り越えて明るく生きるはなちゃんから「生きる」ということの大切さを教えられます。
夏目さんは、子どもたちが、はなちゃんのようにおみそ汁を作りたい、はなちゃんのようにがんばりたいと思えるように、子どもたちに優しく語りかけながら読んでくださいました。
4~6年生には、加藤さんが、『夢と感動を生んだ人の伝記 ディズニー』を読んでくださいました。
お話を聞いた5年生Tさんが、こんな感想を言っていました。
「ミッキーマウスの誕生のことやディズニーのことについて、今まで知らなかった新しいことを知ることができたので、よかったです。ありがとうございました。」
新たなる発見があったようです。本から知識を得る、これも読書(読み聞かせ)の魅力ですね。
加藤さんは、世界各地のディズニーランドの話もしてくださり、子どもたちは、楽しそうに聞いていました。
お二人とも、子どもの発達段階や子どもたちに伝えたいことを考えて、ご自身で本を選んで来てくださいました。子どもたちのために、お心を配っていただき、感謝申し上げます。
ふれあい読み聞かせ会は、素敵な人と、素敵な本に出会える、大変うれしい充実した時間です。
次回のふれあい読み聞かせ会は、2月3日(水)に行います。今から、楽しみです。