朝礼の校長講話 ~雪がとけると(  )になる~

先週末から週明けの今日にかけて、記録的な寒波が、日本に到来しています。

奄美大島では、観測史上初めて雪が降ったということです。沖縄でも雪が降ったそうです。

今日、1月25日(月)午前8時の設楽町清崎の外気温は、-6℃でした。最低気温は、-8℃で、この冬いちばんの冷え込みでした。

子どもたちは、寒さに負けず、全員元気に登校!職員も、安全運転で、全員無事出勤!

1月も最終週になりました。今週も、清嶺小の児童、職員、みんな、はりきっていきます。

 

朝礼での校長講話から

校長が、「雪がとけると( )になる」、「雪がとけたら、何になるのかな?」と子どもたちに問いかけました。

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20人のうち、19人が「(水)になる」と答えました。1年生が、「水」とすぐに言いました。とても自然な素直な答えです。理科のテストなら、これが、正解ですね。

「(雨)になる」と答えた子が一人いました。6年生がじっくり考えて答えました。天気や理科に関心があることが伝わってくる、なるほどと思う答えです。

「(春)になる」という、柔軟な、詩的な答えは、子どもたちからは出てきませんでした。国語教師の私は、真っ先に浮かんだのは、やはり、「春」でしたが、……。

朝礼という全校の場であったことや、答えは一つだけというような思い込みがあって、「春」は出なかったのかもしれません。

「(春)だと思います」とN先生が答えたとき、中・高学年の中には、「それもあるな」という表情で、うなずいている子が何人かいました。

また、雪で生活や仕事に支障をきたしている人からは、「(笑顔)になる」「(楽)になる」などといった生活に根ざした答えが返ってくるかもしれません。

どの答えもありだなと思います。それぞれの答えから、その人らしさが伝わってくるのも、おもしろいものです。

 

でも、やっぱり、雪が積もって、こう寒いと、「春」と言ってほしいなとも思います。

春が待ち遠しい時季です。

雪が降った後の、厳寒の日の朝礼にふさわしい校長講話でした。

2024年5月

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