11月18日の朝の活動は、子どもたちが毎回楽しみにしているふれあい読み聞かせ会でした。
今回も、地域の3人の方が、それぞれの学年に合った本を選んできてくださいました。
1・2・3年生には、松井さんが、心があったかくなるユーモラスな絵本『やまんばあかちゃん』を読んでくださいました。
「おじいちゃんが、子どもだった頃には、戦争の時代で、絵本などはなくて、本を読みたくても読めなかったんだよ。今は、よい本がたくさんあるから、いいね。本を読むと勉強になるので、みんなは、たくさんの本を読んでね。」
松井さんのお話に、子どもたちは、「はい」と明るく返事をしていました。
4年生には、夏目さんが、食べ物にかかわる全てのいのちと人に感謝することの大切さを教えてくれる『いのちをいただく』という絵本を読んでくださいました。
子どもたちは、読んでいただいた本と夏目さんのお話から、食べ物を大切に思うことは、いのちを大切に思うことや、人を大事にすることに通じるということを知ることができました。
「もったいないな」「ありがとうございます」といった気持ちを掘り起こしてくださったありがたいお話でした。
5・6年生には、後藤さんが、ノーベルの伝記を読んでくださいました。科学者としての探究心の強さ、発明したものの平和的利用を願った気持ちなど、ノーベルの思いや生き様から、生き方を学ぶことができる本でした。
後藤さんのお話を真剣に聞いている子どもたちの表情が印象的でした。考えさせられるよい本を読んでいただき、充実した読み聞かせ会になりました。
毎回のことですが、今回も、本はいいな、読書はいいなと思ったふれあい読み聞かせ会でした。