7月7日(火)の午後、昨日に引き続いて、お茶配りをしました。
今日は、3~6年生の15人が、4班に分かれて、お年寄りのお宅やお年寄りが入所されている施設を訪ね、自分たちで摘んだお茶をお届けしました。
今日も、雨降りでしたが、子どもたちは、元気よく歩き、明るい笑顔で、お茶配りをしました。
「雨の中、ありがとうさま。よく来てくれたね。毎年、ありがとうね。」
お年寄りの皆さんは、どなたも、子どもたちに優しい言葉をかけてくださいました。
子どもたちとお年寄りの周りには、優しさと思いやり、感謝の気持ちがあふれていました。
今日は、グループホームしたらにも、お茶をお届けに行きました。入所者の皆さんや職員の方々が、待っていてくださり、訪問を大変喜んでくださいました。
お茶をお渡しした後、「いのちの歌」を歌わせていただきました。お年寄りの皆さんのために、子どもたちは、いつもにも増して丁寧に真剣に歌いました。きれいな声が響きました。
また、お年寄りの皆さんと、元気になる手足の体操もしました。そして、アイスクリームのおやつまでいただき、うれしい時間を一緒に過ごさせていただきました。
子どもたちは、みんな、「お茶配りをしてよかった」と言っています。
「お年寄りの皆さんに喜んでもらいたい」という一心で、一生懸命活動するけなげな子どもたちの姿を見て、お茶摘みとお茶配りは、今後もできる限り続けたいと、私は強く思いました。
子ども自身も、そう思っていました。6年のSさんが、お茶の葉を摘ませてくださった竹下さんに、こんなことを言っていました。頼もしい、うれしい言葉でした。
「僕は、来年のお茶摘みには、来ることができないけれど、来年も、清嶺小学校の子たちに、お茶を摘ませてください。お願いします。」
「来年は、中学生かん。清嶺の子にお茶を摘んでもらえると、うれしいで、また来年も、みんなで、摘みに来ておくれんよ。待っておるでのん。」
竹下さんから大変ありがたいお返事をいただきました。
5年のTさんが、にこにこして、明るい声でお願いをしました。
「ありがとうございます。来年も、お茶摘みをさせてください。よろしくお願いします。」
地域のお年寄りの皆さん、老人福祉施設の皆さん、竹下さん、区長さん、多くの皆様のご理解とご支援のおかげで、子どもたちが大切にしているお茶配りの活動が、今年も滞りなくできました。
子どもたちは、達成感をもつことができ、この活動を通して、また一回り大きく成長しました。
関係の皆様に厚くお礼申し上げます。ありがとうございました。