今日、7月7日は、七夕の日です。
残念ながら雨降りで、今夜は、天の川は見られそうにもありません。
けれども、給食では、天の川が見られました。
そうめんを天の川に、オクラと☆型にくり抜いたにんじんを星に見立てたスープが登場!
献立を作成している養護教諭が、季節や年中行事に合わせて、子どもたちが給食を楽しめるように、メニューを工夫してくれました。
そして、調理員さんが一手間かけて、かわいらしくて、おいしいそうめん汁を作ってくれました。
七夕の日にそうめんを食べることが多いのには、次のような理由があるようです。
①そうめんを天の川に見立てて食べる。
②そうめんを織姫の機織の糸に見立てて食べる。
③そうめんを供え、小麦の収穫を神に感謝する。
④平安時代から宮中の七夕の行事でそうめんが供え物とされていた。
⑤暑くなる時季なので、のど越しのよいそうめんを食べ、食欲増進を図る。
七夕は、日本のよい伝統行事、よい風習だと思います。
子どもたちは、学校では七夕会や給食で七夕を楽しみましたが、家庭でも家族とふれあいながら七夕を楽しんでほしいなと思います。きっと大切な思い出になります。
七夕というと、里芋の葉の露を硯石にそっととって墨をすり、笹飾りの短冊に願いごとを書いた子どもの頃をなつかしく思い出します。傍らで微笑みながら見てくれていた母の面影とともに……。