今日は、子どもたちが楽しみにしていたふれあい会の日でした。
朝、8時15分からの20分間、地域の方が読み聞かせとお話をしてくださいました。
1~3年生には、赤石アイさんが、『まほうの石』という絵本を読んでくださいました。
子どもたちは、赤石さんを囲んで、本の絵と赤石さんの語りに夢中になっていました。
「本を読んでもらうの、大好きです。今日も、楽しかったです。」と、子どもたちはうれしそうでした。
4年生には、加藤紀子さんが、『黒ねこのおきゃくさま』という絵本を選んできてくださいました。
4年生も、加藤さんの読み聞かせに引き込まれて、熱心に聞いていました。
「いつもありがとうございます。」とお礼もしっかり言えました。
5・6年生には、加藤博俊さんが、「名倉で捕まったクマのしたらちゃん」と題して、設楽町の名倉で捕獲されたクマについて、お話をしてくださいました。
写真も用意してくださり、クマが檻に入って捕まったこと、檻の中で叫ぶクマの様子、そして、そのクマを飼ってくれることになった女の子のいる福島県(会津)へ連れて行くまでの1か月間にしたことなどを語ってくださいました。
特に、クマが檻に入ってからの1か月間に、加藤さんご自身がされたことのお話(体験談)は、大変興味深いお話でした。
クマを飼ってくれることになった福島の女の子の話、クマへの餌やり、クマの身体測定、24時間体制での1か月間の監視、クマを搬送するときに通る各県の知事への書類申請、麻酔の吹き矢が上手な獣医さんのこと、クマを搬送するとき気持ちなど、いろいろなことをお話してくださいました。
そして、クマの生態や険性、安全対策についても教えていただきました。
最近は、連日のように、設楽町内でクマの目撃情報があったことが、町の広報無線で流れます。
今日は、クマにお詳しい加藤さんがちょうどふれあい会の講師をしてくださり、大変タイムリーな、ためになるお話をしていただきました。
子どもたちも、クマの出没情報を知っていたので、真剣に加藤さんのお話を聞いていました。
皆さん、クマにはご注意ください。