海の子も 山の子も 力いっぱい伸びています

昨日、5月19日(火)、平成27年度愛知県へき地教育研究協議会総会・講演会が、南知多町立篠島小・中学校で開催されました。

この会は、県内のへき地の小・中学校62校が会員校となって、共に手を携えて、子どもたちのための教育を推進している会です。北設楽郡内の小・中学校は、全校が会員校です。

それぞれの会員校では、地域の特性を活かし、保護者や地域、関係機関と連携しながら、21世紀を生きる子どもたちに、ふるさとでの学びを通して、夢と希望をもって生き抜くための確かな学力と、社会の変化にたくましく、しなやかに対応できる豊かな心を培う教育を推進しています。

篠島小・中学校での総会・講演会に行かせていただきましたので、島の学校の写真を載せさせていただきます。

学校は高台にあり、運動場の向こうには、三河湾が見えました。子どもたちは、毎日、海を見て学校生活を送っています。篠島小学校は、全校児童78人とのことです。

「晴れていれば、もっと青くて美しいのですが……。」と、篠島小学校の先生が、お話されていましたが、十分美しかったです。篠島の子どもたちや先生方が、毎日見ている景色を見させていただけて、同じへき地の仲間として、大変感激しました。

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児童・生徒のみなさんが、大漁旗をイメージさせる法被姿で、元気いっぱいよさこい踊りを踊って歓迎してくれました。名付けて「篠島魂」という勇壮なよさこいです。「生まれ育ったこの島が好き!」という気持ちが伝わってきました。写真のアップは控えさせていただきますが、真剣に、そして、楽しそうに踊っている子どもたちを見て、海の子も力いっぱいがんばっているなあと、そのけなげなまでのがんばりに胸が熱くなりました。

その姿は、本校の子どもたちの全校合唱の姿に重なりました。海の子も、山の子も、力いっぱい伸びているんだと思いました。そんな子どもたちの成長と幸せのため、私たちは誠意と熱意をもって力を尽くさなければと、心新たに決意しました。へき地教師としての誇りをもって……。

2024年5月

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