ちょうど今は、「花曇り」や「菜種梅雨」という言葉がぴったりの季節です。
歌人の俵万智さんは、そのエッセイの中で、春の言葉の「花曇り」や「菜種梅雨」という言葉は、自然の豊かさや美しさ、優しさを感じるから、とても素敵に思えると書いています。
私もそう思うのですが、このところの長雨は、いちばんの見ごろを迎えた桜にとって、少しかわいそうな気もします。
今日4月7日は子どもたちが楽しみにしていたお花見給食の日でした。
雨降りだったので、桜の木の下でというわけにはいきませんでしたが、正面玄関にシートを敷いて、運動場の桜を見ながら、全校で賑やかにお花見給食をしました。
なかよし班ごとに丸くなって、みんなで楽しく話をしながら、調理員さんの手作りお弁当給食をいただきました。
「とっても美味しいです。このチキン原人(チキンのから揚げ)、最高です。」
「レンコンのきんぴらは、ちょっと苦手だけれど、がんばって食べます。」
「花見団子のお代わりをしたいな。甘くておいしいから大好きです。」
1年生の二人も、美味しそうにぱくぱく食べていました。
みんなの笑顔が広がり、和やかな楽しいお花見給食になりました。