先日、1年生の二人から紙しばいの招待状をもらいました。
「いつもありがとうございます。3月12日木曜日、20分ほうかに、1年生きょうしつで、紙しばいをします。ぜひ来て下さい。」
そして、今日、校長と養護教諭と3人で、紙しばいを楽しませてもらいました。
はっきりとしたよい声でした。場面に合わせて、声の大きさや表情を工夫していました。
紙しばいのめくりのタイミングも、ばっちりでした。お話の世界にぐんぐん引きこまれました。
絵も、がんばって描いたことが伝わってくるものばかりでした。見て、聞いて、思わず微笑んでしまう、世界に一つしかない、「平成26年度清嶺小1年生の手作り紙しばい」でした。
『ニャーゴ』は、2年国語下の教科書教材ですが、本校は、複式校なので、カリキュラムの関係で、本年度、1年生で『ニャーゴ』を読んだり、紙しばいにしたりする学習をしました。
1年生にとっては、難しい漢字もあるのですが、二人ともよく覚え、書けるようになりました。
国語や図工の授業に一生懸命取り組んだことが、紙しばいの発表から伝わってきました。
ねこの「たま」や子ねずみたちになりきって、場面の様子や登場人物の気持ちに合わせて声を変え、大変上手に語っていて感心しました。何より、一生懸命さが、すばらしかったです。
「入学したときには、絵本を読んでもらっていたけれど、1年間でこんなに上手に読めるようになって、本当に立派に成長しましたね。」と、先生方にほめてもらい、二人ともうれしそうでした。
「場面に合った絵を自分で工夫して描いていて、すばらしいね。二つの顔を組み合わせたりしていて、楽しく見させてもらいました。」と、力作の絵もほめられ、二人はにっこりしていました。
『ニャーゴ』の劇をしたことのある友達のDさんも、紙しばいを一緒に見て、感想を伝えました。
「二人とも、とても上手に読んでいました。最後のさようならをしているところの絵が、とってもかわいかったです。楽しい紙しばいをしてくれて、ありがとうございました。」
勉強をがんばり、素敵な紙しばいをしてくれた1年生の二人に、心から 「ありがとう!」