2月24日(火)の午後、あすなろ交流会をしました。
あすなろ交流会は、本年度から始まった活動で、生活科と総合的な学習で学んだことを、全校で発表し合う学習交流会です。
○目標 自分たちが学習してきたことを分かりやすく伝え、清嶺のよさを知る。
交流会の各学年・学級の発表内容と会の流れは、写真(掲示)のようでした。
交流会には、子どもたちのいきいきとした真剣な学びの姿がありました。
発表方法や使用機器等にも、学年の発達段階に応じた工夫がされており、2時間に渡った交流会でも、子どもたちの集中力が途切れることがありませんでした。
写真や絵の提示による説明、作文の朗読、手作り豆腐とおから蒸しパンケーキの試食、プレゼンテーションでの全員発表、タブレットを活用してのグループでの発表と、多様でした。
全校児童20人みんなが、役割を担い、活躍できた交流会でした。学習してきたことを発表したり、発表を聞いて考えた意見を伝え合ったりすることが、全員できたことは、大変すばらしいことです。
写真をアップしますので、子どもたちの様子をご覧ください。
今日のあすなろ交流会では、特に、次のような点で子どもたちの成長を感じました。
・互いに学習でのがんばりや追究の素晴らしさを認め合い、共感し合っていたこと。
・大勢の前で自分の考えをはっきりと話すことができるようになってきたこと。
・「聞く力」が身に付いてきて、発表のよさや内容をしっかりととらえていたこと。
・発表に対して、視点別に(例えば、よさ、来年度への工夫等)、自分の意見をもてたこと。
・短時間で自分の考えをまとめて、付箋紙に書く力が付いてきたこと。
・他学年の発表を好意的に聞き、認める意見やアドバイスを積極的に伝えていたこと。
交流会で他学年の発表を聞いたことは、来年度の学習オリエンテーションとしても意味がありました。
また、会を通して、子どもたちの相互理解も深まり、清嶺地区への愛着も増しました。
会の終わりに、「自然豊かな地域の方が優しい清嶺地区」と言った子どもの言葉は、うわべだけのものではなく、説得力がありました。
子どもたちは、会に向けての準備や、今日の発表、意見交流で、頭も鍛え、心も耕しました。
また、今日は、北設楽郡教員会総合的な学習教育研究部の部長先生と庶務の先生が来校され、あすなろ交流会を参観してくださいました。
子どもたちの前向きな学習姿勢と地域を思う心に、心が洗われたとお褒めの言葉をいただきました。
そして、会の運営方法や指導法について、的確なアドバイスもしていただけました。
ご支援、ご指導、ありがとうございました。
本年度、新たに始めた活動、「あすなろ交流会」は、大成功でした。
がんばった全校の子どもたちと、企画運営の中心となった教務主任、子どもの指導を担当した担任に、拍手を送りたいと思います。