今日は、火曜日、2回目のスケッチタイムがありました。
低学年の教室に行くと、2年生のDさんをモデルに、1年生の3人が熱心にかいていました。
担任の先生が、励ましたり、褒めたりしてくれるので、みんな安心して取り組んでいました。
「自信をもってかけばいいですよ。」
「いつも一緒にいるから、よく見ているんだね。上手にかけていますね。」
1年生は、10分間ほどの短い時間で、スケッチブックにDさんをかき上げました。
その後、Dさんが司会をして、みんなでそれぞれのスケッチのよいところを伝え合いました。
「大きくかけていて、いいと思います。髪の毛のかき方がすごく上手です。」
「眉毛と目と鼻が、Dさんそっくりにかけています。」
「髪の毛や眉毛のかき方が上手で、Dさんに似ています。」
3人とも何度も発言できていて、そこからもスケッチへのがんばりが伝わってきました。
モデルのDさんも、ちょっぴり照れながら、でも、うれしそうに感想を言いました。
「この絵は、ぼくにそっくりです。目と鼻が似ています。」
「顔は少し小さいけれど、眉毛がうまくかけています。」
「服の模様までよく見てかいて、すごいと思います。」
最後に、担任から、目や口、鼻、眉毛などの顔のそれぞれの部分をよく見て、大きさや位置を考えてかいたことを褒めてもらい、みんな満足そうでした。
ただ子どもに自由に描かせるだけでなく、担任が適切にアドバイスや評価をしているから、スケッチタイムを重ねるごとに、どの子もぐんぐん上手に描けるようになっていきます。
スケッチタイムの終わりに、1年生のSさんが、きらきらした目でこんなことを言っていました。
「ぼく、Dさんが大好きだから、そっくりにかけました。」 (^_^.)v