本校では、12月から3月までの火曜日の朝、スケッチタイムの活動をしています。
次のことをねらいとして、全校で取り組んでいます。
①人物を描く経験を積ませ、指導を重ねることで、絵で人物を表現する力を高める。
②学級の友達をモデルにすることで、親近感を深める。
③6年生を描くことで、卒業に向かう6年生への思いをふくらませる。
~学年ごとの目標・内容~ ※写真は今日のスケッチタイムの様子です。
発達段階に合わせて、各学年の目標や内容を設定しています。
【1・2年】知っていることや知ったことを表す。
○顔を中心に描きます。
目、鼻、口、耳、髪の毛、眉毛、首など、どこに何があるか、位置関係をとらえて描きます。形は不正確でもよいとします。
【3・4年】見て分かったことを表す。
○全身を描く。
頭、首、腕、手、胴、足など、どこに何があるか、どのようにつながっているか、位置関係をとらえて描きます。形は不正確でもよいとします。
【5・6年】見えたとおりに表す。
○全身を描く。
身体の各部分の位置関係や形をとらえ、見えたとおりに描きます。形を正確に表します。
教室に行くと、友達をモデルにして、どの子もスケッチブックに一生懸命描いていました。
時々、担任が顔や身体の位置関係のとらえ方や描き方をアドバイスしていました。
図工・美術が専門の校長も、教室を回って子どもたちに声をかけ、描き方を教えています。
きっと、子どもたちは、絵を描くことがますます好きになり、表現力を伸ばすことと思います。
そして、友達がいっぱいのスケッチブックは、大人になっても残しておきたい宝物になります。