12月2日(火)、3・4年生10名が、新城市立舟着小学校で行われた「とよがわ流域圏こども会議」に参加しました。
この会議は、豊川上流の本校と中流の舟着小学校、下流の豊橋市立大村小学校の3校の児童が参加し、国土交通省豊川河川事務所の方のご指導をいただきながら、毎年実施しています。
複式校の本校からは、3・4年生が、他の2校からは4年生が参加しています。
今回も、3校の児童は、自分たちの学校近くの豊川で行った水生生物調査や水質調査、パックテストの結果を発表しました。そして、川のすばらしさや大切さ、川を守るためにしていることなどを一生懸命伝え合いました。
~本校の発表~
○学校紹介(全校20名 複式学級 スクールマスコット「セイミー」とカワセミ)
○特色ある活動(独り暮らしのお年寄りへ自分たちが摘んだお茶をプレゼント 全校合唱)
○川を守り、川から学び、川に親しむ活動
・学校の横の寒狭川での水生生物調査と水質調査の結果(きれいな水でした!)
・上流、中流、下流、それぞれの場所の石の特徴と川の様子
・川から拾った石に絵を描く楽しみ
○ふるさと自慢(鮎釣り、鮎料理)
○川に対する思い「川を汚さないようにします!川を守ります!」
♪合唱については、会場で実際に「いのちの歌」を聴いていただきました。
音楽の専門家でいらっしゃる大村小学校の校長先生が、「伴奏なしでも上手に歌えましたね。うっとりと聴かせてもらいました。」と褒めてくださいました。
互いの発表や舟着小学校の友達が用意してくれた「豊川クイズ」などから、川について学ぶことがたくさんあり、よい勉強になりました。
豊川クイズには、こんな問題もありました。皆さん、答えられるでしょうか。
「豊川の最も奥の水源地の山は、次のどれでしょうか?」
①明神山 ②段戸山 ③富士山 ④鳳来寺山
3校の児童は、発表の態度も、聞く態度も、みんな真剣で、大変すがすがしかったです。
「ふるさとの母なる川、豊川を守ります!」と力強く語る子どもたち
「飲み残しはしません。」「油はふき取ります。」「洗剤は使いすぎません。」と宣言する子どもたち
「身近な生活の中で、川の水を汚さないことを心がけよう!」と訴える子どもたち
川の活動をした子どもたちの言葉ですので、説得力がありました。
まっすぐな今の気持ちをもち続け、川を守ることをぜひ実行してほしいと思いました。
舟着小学校、大村小学校、両校の児童の皆さんと先生方、豊川河川事務所の皆様、一緒に楽しく活動させていただき、川のことをいろいろ教えていただき、ありがとうございました。