校長人権講話 ~カンボジアの少年の写真から~

いよいよ一年の締めくくりの月、12月になりました。

12月4日からの1週間は、人権週間です。

本校では、今日の朝礼時に、校長による人権講話がありました。

 

校長は、「人権」について考えるとき、いつも思い出すという一枚の写真を子どもたちに見せ、「人権」について語りました。

その写真は、カンボジアの内戦で家族を失い、大きな袋を背負って、独りで難民キャンプに向かう幼い少年の後ろ姿の写真でした。

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「この子の人権は、大切にされているとは言えない。人権が大切にされているとは、どういうことなのかな。」

校長の問いかけを聞きながら、子どもたちは真剣な表情で写真を見つめていました。

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「みなさんは、安心して生活していますか?」

人権が大切にされているというのは、安心して生活できることなんだね。」

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心に響く人権の話でした。

 

週番の教諭からも、人権週間にかかわる話がありました.

人権を大切にする心についての分かりやすい話でした。

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( )をたいせつにし、おなじように、( )もたいせつにできるこころ

「( )には、どんな言葉が、入るかな。」

子どもたちは、「命と家族」、「家族と友達」などと答えました。

そうした子どもたちの考えも認めながら、「自分と友達」も入ることを伝え、自分と友達(自他)を等しく大切にすることが大事であることを教えました。

2024年5月

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