今日10月29日(水)の朝の活動は、ふれあい読み聞かせ会でした。
1・2年生には、赤石アイさんが、『ともだちのしるしだよ』という絵本を読んでくださいました。
戦争の続くアフガニスタンで、一生懸命生きている二人の女の子が主人公のお話です。
思いやりのある二人は、サンダルを片方ずつはいたり、一日交代ではいたりします。まさに、サンダルは、「ともだちのしるし」です。心の温かくなるお話に、みんな聞き入っていました。
3~6年生には、松井泰治さんが、『大造じいさんと雁』という物語を読んでくださいました。
国語の教科書にも掲載されることの多い椋鳩十の名作です。猟師の大造じいさんと雁の群れの英雄「残雪」の話です。
挑み合いながらも、不思議に惹かれ合う大造じいさんと「残雪」。二人の誇り高き心と潔い行動に、考えさせられることの多い感動的な物語です。
子どもたちは、松井さんの落ち着いた語りを、物語の世界をじっくり想像しながら、真剣に聞いていました。
「自分でも、もう一度読んでみたいです。」と言っている子がいました。
お二人のおかげで、今日も、子どもたちは、素敵な本に出会うことができました。