10月15日、今日は、子どもたちが楽しみにしているふれあい読み聞かせ会の日でした。
1・2年生には、加藤由紀さんが、『わらいばなし』を読んでくださいました。頭から、しいたけやえのきだけなどのきのこが生えてくるお話に、子どもたちは、大笑いをしていました。おもしろくて、本にどんな絵が描いてあるか見たくて、思わず身を乗り出す場面もありました。読み手も聞き手も笑顔いっぱいの明るい読み聞かせ会になりました。
3・4年生には、加藤紀子さんが、新美南吉の童話『手袋を買いに』を読み聞かせてくださいました。どの子も耳をすませてじっくり聞き入っていました。日本語の表現や情景の描写が美しい名作を読んでいただき、朝から心がほんわかとして、とても落ち着きました。
5・6年生には、後藤恵子さんが、東日本大震災の被災地での実話を元にした『かぜのでんわ』という絵本を読んでくださいました。会いたいけれど、会えない人、話したいけれど、話せない人、そんな大切な人と心で話すことができる「かぜのでんわ」は、悲しみや辛さを癒してくれます。心にしみる感動的な絵本を紹介してくださいました。5・6年生のまっすぐな眼差しから、本を選んでくださった恵子さんの思いや、絵本にこめられたメッセージを、素直に真剣に受け止めていることが伝わってきました。
また、来校されたふれあい講師のみなさんが子どもたちのことを褒めてくださいました。
「清嶺小学校の子は、地域で会っても、にこにこして、あいさつをしてくれますよ。」
「私が働いているお店に買い物に来たときも、みんな、あいさつがきちんとできますよ。」
素敵なお話やありがたいお話が聞けた読み聞かせ会でした。