10月9日(木)、低・中学年と高学年に分かれて、徒歩遠足を実施しました。
本年度のコースは、低・中学年は、設楽町田峯段戸のきららの森の散策、高学年は地元の鞍掛山登りでした。
ともに、昼前ごろから雨が降り出しましたが、大雨にはならず、全員、予定通りの行程を歩き抜くことができました。
苦しくてもがんばり抜いた子どもたち、疲れたとは思いますが、学校へ戻ってきたときのどの子の顔からも、達成感が感じられました。
東海自然歩道や自然の管理や保護をされている方、きららの里の管理人さん、町のバスの運転手さん、保護者のみなさん、多くの皆様に支えられて無事に遠足ができました。ありがとうございました。
○低・中学年の様子
ブナやミズナラ、モミなどの原生林の中を元気よく歩き、大自然を身近に感じることができました。木の名前を覚えたり、鳥の声を聞いたりしました。ミズゴケの緑の美しさに「神秘的!」という声を上げたり、枯れて倒れてしまったたくさんのミズナラの木に心を痛めたりもしました。また、紅葉した葉っぱや木の実を拾いながら、秋をいっぱい見つけることもできました。
雨には降られましたが、きららの里の管理人さんが大変よくしてくださり、お弁当を食べる場所やトイレを貸してくださいました。おかげで、何も困ることはありませんでした。なかなか見られないからと、ログハウスの案内まで親切にしてくださいました。とても楽しく、興味深く見学させていただき、より充実した遠足になりました。
○高学年の様子
鞍掛山は、清嶺小学校区のふるさとの山です。かなりのハードな山登りコースでしたが、声を掛け合い、励まし合って、登りきりました。頂上から見たかった清嶺小学校は、雨ともやのために見られませんでしたが、頂上を極めた大きな喜びがありました。
雨がしおしおする中でのお弁当でしたが、山で食べるお弁当は、とても美味しかったそうです。総合的な学習の時間に、自分たちで育てた米で作ったおにぎりも、今日の遠足に持っていきました。「めちゃくちゃ美味しくて、いい思い出になりました。」と、担任も子どもたちも言っていました。
下りも、疲れと雨で、歩くのはかなり大変だったようですが、みんなで歌を歌ったり、面白い話をしたりしながら、新城市の連谷まで歩ききりました。本当によくがんばりました。さすが高学年です。登りきった自信は、きっとこれからの生きる力になることでしょう。
雨ニモマケズがんばった遠足、無事に、楽しくできて、本当によかったと思います。
みんな、お疲れ様でした。今日は、ぐっすり眠ってね!