授業に熱心に取り組む子どもと教師

学校生活では授業(教科の学習)の占める時間が最も多く、子どもたちの成長にとって授業が大切なことは言うまでもありません。

9月は、運動会に向けての練習に燃え、体育を中心にがんばりました。

10月になり、他教科の学習にも力が入ってきました。

子どもたちは、どの子も授業に集中し、毎時間、一生懸命取り組んでいます。

教師も、日々の授業を大事に考え、子どもたちの学力を伸ばそうと授業づくりを工夫しています。

 

10月1日から、秋の校内授業研究会がスタートしました。

まず、教務主任が、率先垂範し、3・4年生と一緒に研究授業をしました。

教科は、社会科。「家や学校の買い物から、清崎のお店を調べよう」という単元の学習です。

指導案や児童に提示する資料からは、授業者の緻密な授業計画と周到な準備が伝わってきました。授業に真剣勝負で取り組む教師の熱意が表れていました。頭が下がります。

実際の授業では、授業者は、子どもがかかわり合って学習を深めていくように、多くのことに配慮をし、子どもの発言を生かしながら、社会科の力を伸ばす授業をしていました。

子ども自身が「聞くこと」や「話すこと」を大切にするようになる問いかけや指示、意図的指名、自信をもたせる賞賛の言葉がけ、机間指導による的確な個別支援など、参観した他の教師が学ぶことがたくさんありました。子どもから出た意見をかかわらせ、整理する板書の工夫も、光っていました。

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子どもたちも、10人全員、授業に集中していました。質問や指示をしっかりと聞き、さっと学習に取り組んでいました。全員が自主的に発言し、何度も意見を言う子も、何人もいました。じっくり考える姿勢も育っており、課題に対して自分なりに熱心に考え、ノートに自分の考えを書くこともできました。

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授業研究を通して、今後の課題も見えてきました。グループ内で、子ども同士がもっと聞き合ったり、教え合ったりすることを積極的にしていけば、さらに力がつくということなどが明らかになりました。

授業後の現職研修では、授業の視点や目標に即して、本時の子どもの学びの姿や教師の指導について話し合いました。かかわり合い、学び合う子どもたちを育てる手立てについても、意見交換ができました。

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授業が終わったときの子どもたちの明るい表情から、「今日も社会をがんばった。楽しかった!」という成就感が伝わってきました。

子どもたちの「分かった!」「できた!」「やったあ!」という顔を見ると、とてもうれしくなります。

研究的に授業をすることは、必ずや、子どもの学力を向上させます。

これから、10月中、担任も研究授業をしていきます。みんなで授業の充実に努めます。

2024年5月

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