10月1日 ふれあい読み聞かせ会・お話会

今日は、2学期になって初めてのふれあい読み聞かせ会・お話会の日でした。

運動会の練習などのために、9月はお休みしていました。

朝、登校してきた、4年生の子が、読み聞かせ会の案内黒板を見て、こんなことを言いました。

「ふれあい読み聞かせ会、なんか、ずいぶん久しぶりの気がします。とても楽しみです。」

6年生の子も、にこにこしながら言いました。

「今日は、5・6年は、林業体験学習の日だから、5・6年だけ読み聞かせ会がなかったら、残念だなって思っていたんです。あってよかった!」

 

今日も、ご多用の中、3人のふれあい講師の方が来校されました。

地域のボランティアのみなさんに支えていただいています。ありがとうございます。

 

1・2年生には、加藤紀子さんが、『のろまなローラー』という乗り物の絵本を読んでくださいました。紀子さんは、餌付けをしているトンビや飼っているヘボ(ハチ)のことも話してくださいました。

子どもたちは、目を輝かせて、夢中になって聞いていました。

「うちのおじいちゃんも、ハチを飼っている。ハチが巣に通っている。ハチごはんは、苦手です。」

「おばさんも、ハチごはんは、苦手で、食べられません。」

話がはずんで、教室に笑顔が広がりました。

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3・4年生には、加藤博俊さんが、『木地師の話』を聞かせてくださいました。手作りの紙芝居や手回しろくろを使って、分かりやすくお話をしてくださいました。

北設楽郡内の各地、本校の学区内にも、昔、木地師がいて、お椀やお盆を作っていたことを教えていただき、大変よい勉強ができました。

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5・6年生には、松井泰治さんが、『キツネとの約そく』という絵本を読んでくださいました。松井さんは、子どもたちのために、心温まる絵本を図書館からわざわざ借りてきてくださいました。

戦争のときの空襲の恐ろしさや平和の大切さについても、しみじみと語ってくださいました。

また、わんぱくだったけれど、とても心の優しかった、尋常高等小学校1年で亡くなってしまった近所のお兄さんのことも、涙をこらえながら、懐かしそうにお話してくださいました。

子どもたちは、時に笑い、時に真剣に、松井さんのお話を食い入るようにして聞いていました。

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ふれあい講師の皆様、ご多用の中、ありがとうございました。

 

10月になりました。秋の夜長には、読書に親しむのもよいですね。

2024年5月

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