台風18号と同じようなコースをたどった台風19号も、13日深夜から14日未明にかけて北設楽郡に接近はしたものの、14日の子どもたちの登校時間帯には東に去りました。おかげで、朝から子どもたちは、通常どおり学校に来ることができました。
天気に恵まれ、安全に登下校できるのがいちばんです。夜明け前に警報が解除され、大きな被害もなく、ほっとしました。
本校では、週のはじめには、毎週、全校朝礼を行います。
今週の朝礼では、まずはじめに、清嶺地区合同運動会徒競走関係のタイムアップ賞の表彰伝達を行いました。本番に自己ベストタイムを出した子に贈られる賞です。本年度は、3名の児童が表彰されました。おめでとうございます。
タイムアップ賞を受賞しなかった子も、全員、体育の授業での練習や予行、本番と、いつでも全力疾走をしていました。全校のみんなにがんばり賞を贈りたいと思います。
また、朝礼時には、毎週、校長講話、そして、輪番で週番の職員による話があります。
今週の週番は、M教諭で、子どもや職員をひきつける話を聞かせてくれました。
一つめの話は、ハイビスカスローゼルという植物の話でした。花を栽培しているお友達の家からいただいたという、ハイビスカスローゼルの実のついた枝を実際に持ってきて、花の写真と一緒に見せてくれました。珍しい植物で、初めて見た子どもたちは、興味津々といった表情で、話を真剣に聞いていました。
花は、ハイビスカスのように大輪で、とてもきれいです。でも、たった一日しか咲かないそうです。赤茶色の実をつけます。その実は、ハイビスカスティーという真っ赤な美味しいお茶になります。ブラジルでは、炒って食べるそうです。
ためになる話を聞き、子どもも職員も、植物についての知識を増やすことができました。
二つめの話は、片付けの大切さを伝える話でした。子どもたちに、整頓されていない状態の一輪車置き場の写真を見せ、「これを見てどう思いますか。」と問いかけました。写真で実態を示すところが、さすがM教諭です。子どもに自分たちの生活を振り返らせ、次に使う人のためにも、使ったものをきちんと片付けることが大切であることを、分かりやすく諭すように語りました。
楽器や大道具を使用して片付けをする学芸会の練習が盛んになる時期にぴったりのタイムリーな話でした。
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