実りの秋を迎え、5・6年生の子どもたちが5月に植えた田んぼも、黄金色になりました。
今日、9月4日、夏目さんにご指導していただき、稲刈りとはざ掛けをしました。
6人のうち、4人は、まったく初めての体験でした。
最近、雨がよく降ったので、田んぼがぬかるんでいましたが、泥に足をとられながらも、一生懸命刈ることができました。
ほとんどの子が鎌を使うのも初めてでしたが、安全に上手に刈り取ることができ、夏目さんからもほめていただきました。
今の米作りは、機械化が進み、多くの場合、コンバインで刈り取ってもみにし、すぐに大型乾燥機で乾燥させ、もみすりまで短期間でして玄米にしますが、子どもたちは、鎌で刈って、稲束をはざに掛けることをしました。
「子どもたちの感想」
○初めて稲刈りをして、稲刈りの大変さがよく分かりました。ありがとうございました。
○米作りには、八十八の仕事があるということだったので、稲刈りやはざ掛けもその一つだということが分かってよかったです。
○機械を使わずに、鎌で稲刈りをして、昔の人は大変な仕事をしていたんだと改めて思いました。
○稲刈りは大変だったけれど、楽しかったです。これからも家のお手伝いをしっかりしたいです。
○稲刈りができてよかったです。今日刈ったのがどれくらいの米になるのか楽しみです。
夏目さんのご厚意のおかげで、大変よい体験学習ができました。
子どもたちは、稲刈りやはざ掛けの仕方を知るとともに、農家の人の米作りへの思いや、働くことの尊さ、米作りの大切さなどについても、思いや考えをもてたようです。
今月中旬には脱穀体験もします。
さらに学習を深め、まとめや発信をしっかりすることを期待します。