9月2日、今日は、久しぶりに朝から青空が広がり、暑くなりました。
3・4年生が、川の活動として、毎年恒例の「水質調査と水生生物調査」を、学校の裏に流れる豊川(寒狭川)で行いました。
国土交通省豊川河川事務所等の関係機関の皆さんに、ご指導、ご支援いただき、環境について考えを深めるよい学習ができました。
前日に雨がたくさん降ったので、川の水は普段よりもかなり多く、流れも速い状態でした。
水質調査では、有機物の値が通常時よりも高かったのですが、山からの水がすぐに流れ込む山間部の川では、降雨直後にはよくあることで、特に問題はないとのことでした。
パックテストや透視度測定の結果から、寒狭川の水は「きれいな水」と判定できたので、子どもたちは安心しました。
川に入って生物を捕まえ、指標生物による水質判定も行いました。
子どもたちは、指導員の方々に手伝っていただきながら、嬉々として、そして、一生懸命、生物を捕まえました。
ヘビトンボ、ヒラタカゲロウ、カワゲラ、サワガニをはじめ、きれいな水にすむいろいろな生物を、たくさん捕らえることができました。
水生生物調査の結果も、「きれいな水」となりました。調査後、生物は川に放しました。
この活動を通して、子どもたちは、「ふるさとの川をいつまでも美しく守ろう」「きれいな安全な水を下流の人たちに届け続けよう」という思いをいっそう強くしました。
3・4年生は、今日の調査結果や、調査活動を通して学んだことや感じたことなどを、学級のみんなでまとめ、12月に行われる「とよがわ流域圏こども会議」のときに、交流を続けている豊橋市立大村小学校と新城市立舟着小学校の友達に伝えます。