7月15日(火)の午後,全校でお茶配りをしました。
当初は,7月10日と11日に予定をしていましたが,台風8号の影響で,今日と明日の2日間で行うことになりました。
そして,いよいよ今日は,待ちに待ったお茶配りの日。
児童が自分たちの手で心を込めて摘んだお茶の葉を,学区内のお一人で暮らしていらっしゃるお年寄りと,お年寄り関係の施設にお届けしました。
この活動は,児童会と5・6年生が中心となって計画し,全校児童が,「お年寄りに喜んでいただきたい」と心を一つにして行っている,清嶺小学校の伝統的な活動です。
今日は,全校の子どもたちが5人ずつの4班に分かれて,豊邦区,三都橋区,清崎区,田内区の一部のお年寄りの皆さんと,デイサービスだみねの通所者の皆さん,愛厚ホーム設楽苑の入所者の皆さんをお訪ねしました。
子どもたちとお年寄りの様子を写真でご紹 介します。
デイサービスだみねや愛厚ホーム設楽苑などの施設では,子どもたちが大切に歌い込んできた合唱曲♪「いのちの歌」を聞いていただきました。
涙を流して聞いてくださったお年寄りもいらっしゃり,その涙に子どもたちも胸がじいんとしたようです。
「おじいさん,おばあさん,いつまでもお元気でいてください。」
「身体に気をつけて,長生きしてください。」
緊張しながらも,一生懸命語りかける子どもたち。
「かわいい子たちだねえ。よう来てくれたね。」
「ありがとうね。ありがとうね。」
にこやかに握手をした手を握りしめるお年寄りの皆さん。
子どもたちとお年寄りの優しさに,そばにいたこちらまで目頭が熱くなりました。
そして,一人暮らしのお年寄りのお宅を訪問では,今日,予定していた皆さん全員にお茶をお届けすることができました。
どの地区でも,お年寄りの皆さんは,子どもたちを待っていてくださいました。用事があっても,ご都合を合わせてくださった方もいらっしゃいます。
子どもたちに,お茶やジュース,お菓子,文房具などを心配してくださった方もおられます。お心遣いをしていただき,申し訳ございませんでした。
子どもたちの活動を受け入れてくださり,子どもたちの摘んだお茶を受け取ってくださった全てのお年寄りの皆さんに,厚くお礼を申し上げます。
お年寄りの皆さんに支えられ,子どもたちとお年寄りの笑顔がいっぱい見られたお茶配り活動でした。
「お年寄りの皆さんが喜んでくださったので,お茶配りをしてよかった。」
「おじいさんが,『毎年,ありがとう』と言ってくれたから,来年も行きたいです。」
「喜んでもらえたから,お茶をがんばって摘んだかいがあったと思いました。」
「あいさつも元気よくできたし,自分から質問もできたので,しっかりできました。」
子どもたちの感想からも,達成感が伝わってきました。
また,この活動では,各区の区長さんに,お年寄りの皆さんの近況を教えていただくなど,大変お世話になっています。
「区長さん,お茶配りを助けていただき,ありがとうございました。」
お礼を言って,区長さんにも,手摘みのお茶をお届けしました。
毎年,区長さんのおかげで,活動ができます。ご支援に心から感謝申し上げます。
今日は,大変暑かったのですが,子どもたちには,「お年寄りの皆さんのために」という強い思いがあったので,誰一人,弱音を吐く子はいませんでした。
清嶺小の子は,優しい子,がんばれる子です。みんな,えらかったね。
明日の午後は,3~6年生が,お茶配りをします。
田内区,小塩区,グループホームしたらの入所者のお年寄りの皆さん,そして,お茶摘みの茶畑を提供してくださった松戸字キビウの竹下さんをお訪ねします。
明日も笑顔いっぱいのお茶配りになりますように。