7月4日(金)の午後,交通安全教室を行いました。
自転車の安全な乗り方・降り方,走行のルールなどについて,全校で学習しました。
今回は,愛知県警察本部から,交通安全教育チーム「あゆみ」の隊員の方が来てくださり,たいへん丁寧に熱心に指導してくださいました。
かけがえのない「いのち」を守ることの大切さを,子どもたちに伝えてくださいました。
はじめに,交通安全における大切なこと3点を教えてくださいました。
①とまる 止まらないと事故にあってしまう。
②みる 右,左,右,そして,後ろも見る。
③まつ 車が通り過ぎてから渡る。
次に,自転車の安全な乗り方と降り方を,実演を交えて教えてくださいました。
「安全のためには,左がキーワードですよ。」とおっしゃっておられました。
①自転車の左側に立つ。
②左足を地面につけ,右足を2時の角度でペダルに置く。
③道路の左側を1列で走る。
④ブレーキは,左(後輪)からかける。
⑤左側に降りる。
「右側は,車が通って危険です。」などと,理由も教えてくださいました。なぜそうするのか,そうしないとどんなに危険かということを,その都度,分かりやすく説明してくださったので,子どもたちは納得しながら学ぶことができました。
その後,路上での安全確認の仕方,ルールを守った安全な走行について,説明してくださいました。
隊員の方が,模範走行を見せてくださり,とても分かりやすく教えてくださいました。
そして,いよいよ子どもたちの番です。
全校の子どもたちが,学校の駐車場に作った道路や横断歩道などのコースを使って,実際に安全な乗り方を確認しました。
「あゆみ」の隊員の方が,子どもたち一人一人に寄り添って,優しく声をかけてくださり,ポイントを押さえて教えてくださったので,子どもたちにとって,大変勉強になりました。
自転車は車に入るということや,停止線での安全確認の方法,歩道では,止まれる速さで,車道寄りのコースをとって走ることなど,大事なことをたくさん学ぶことができました。
「もうすぐ夏休みになります。夏休みにも,今日勉強したことを守ってください。安全に自転車に乗って,交通事故にあわないようにしてください。」と,設楽警察署のお巡りさんからもお話をいただきました。
~子どもの感想~
・今日の交通安全教室で,自転車の正しい乗り方と降り方を知りました。初めて知ったこともありました。教えていただいたことを忘れずに,これからに生かしたいです。
・警察の方が,自転車の安全な乗り方について,とても分かりやすく教えてくださったので,うれしかったです。ぼくたちの学校の近くには,車がたくさん通る道路があります。これからも,みんなで交通安全に気をつけていきます。
愛知県警察本部交通安全教育チーム「あゆみ」の皆様と設楽警察署交通課の皆様のご支援,ご指導のおかげで,大変充実した交通安全教室となりました。
隊員の方のご指導からは,「子どもたちを不幸な交通事故から守りたい」「愛知県の交通事故を減らしたい」といった熱い思いが,ひしひしと伝わってきました。
本日は,子どもたちのために,私たち県民のために,本当にありがとうございました。
保護者の皆さんも,自転車の運搬にご協力くださり,ありがとうございました。