6月18日(水)に第3回ふれあい会を行いました。
アップが遅くなりましたが,その様子をご紹介します。
1・2年生には,赤石アイさんが『ふたりはいつも』という本を読んでくださいました。
子どもたちは,夢中になって聞いていました。楽しいお話で,あっという間に,20分間の読み聞かせの時間が過ぎました。
3・4年生には,遠山哲夫さんが「伊那街道の馬方衆」の話をしてくださいました。
自動車の普及する前の大正から昭和の始め頃まで,荷物輸送で活躍した馬方衆のことを教えていただき,子どもたちは,郷土の歴史をまた一つ勉強することができました。
遠山さんは,清崎ゆかりの馬方衆のおもしろいあだ名なども紹介してくださいました。
例えば,坊地区の今泉清太郎さんは,「喧嘩の清太」,下組の原田糸平さんは,「天下の糸平」などと呼ばれていたそうです。
5・6年生には,加藤博俊さんが「設楽の森と地域おこし」の話をしてくださいました。
加藤さんは,ブナの木を守る活動をされています。ブナの木の見分け方やブナの実のこと,植樹のことなどを,分かりやすく,熱く語ってくださいました。
また,カエデの樹液から作ったたメイプルシロップも,見せてくださいました。おしゃれな瓶に入っていました。お味は,大変おいしいそうです。香りもよいとのことでした。
貴重なもので,全国的にも,あまり作られていないそうです。
地域おこしとして,販売も考えていらっしゃるとのことでした。 子どもたちは,加藤さんのお話を,興味深くのめり込むようにして聞いていました。
そして,お話をお聞きした後,加藤さんに質問をしたり,感想をお伝えしたりしました。
ブナの木は,設楽町の宝です。「ブナを守りたい!」と子どもたちも強く思ったようでした。
ご多用のところ,子どもたちのために,お時間を割いてくださり,よいお話をしてくださるふれあい講師の皆様に,心からお礼を申し上げます。