今日,5月28日の朝の活動は,本年度1回目のふれあい会でした。
10人の地域の方が,ボランティアのふれあい講師として,登録してくださっており,交代で子どもたちに読み聞かせや昔のお話をしてくださいます。
この活動は,子どもたちが大変楽しみにしている本校の伝統的なものです。
今日の活動の様子を,写真を中心にご紹介します。
1・2年生には,後藤さんが,大型絵本で「ともだちや」を読んでくださいました。
「ともだちや」は題名どおり,友達と仲良くすることの大切さがすっと心に入る絵本です。
後藤さんは,優しい語り口で,子どもたちを本の世界にいざなってくださいました。
3・4年生には,夏目さんが,郷土の画家・作家・歴史家でもある民俗学者の沢田久夫氏作の「設楽の昔ばなし」をもとにして,読んだり,昔話をしてくださったりしました。
昔の村境の争いや取り決めの話など,ためになることを教えてくださいました。
3・4年生が調査をしようとしている川の話もしてくださいました。
5・6年生には,遠山さんが,「ふるさとの匠 加藤得二(姫路城の工事主任)」の話を聞かせてくださいました。
自作の資料まで用意してくださり,別名,白鷺城とも言われる,世界遺産にもなっている姫路城の修復や管理の責任者であった,清崎出身の匠の話を語ってくださいました。
「こんなすごい人が清崎出身の人にいたなんて,初めて知りました。加藤さんの生まれた家が学校の近くにあるのに,全く知りませんでした。勉強になりました。」と子どもたち。
「みんなも,志と研究心,あきらめない心をもって,立派な子ども,大人になってください。街の子に絶対負けないように,がんばってください。」と遠山さん。
子どもたちは,遠山さんのお顔をまっすぐに見て,うなずいていました。