先日稲刈り体験をしてきた高学年。子どもたちが刈った稲は「はざ架け」にしてきたことは既にお伝えしたと思います。本日,体験用に田圃を貸してくださった原田良幸さんが,この稲を乾燥・精米まで済ませて学校へ届けてくださいました。品種は『ミネヒビキ』。数量20kg。できる限り農薬の使用を抑え,必要な手間暇はしっかりかけて生産されたお米です。有り難く味わわさせていただきます。
届けられたお米を眺めていたら,農繁休暇という言葉が浮かんできました。田植え・稲刈り作業はかつては一家総出どころか,親戚縁者の手も借りて行った作業だったと記憶しています。機械化がほとんどなされていなかった時代では,今の小学校高学年くらいの年齢であれば,ほぼ一人前の労働力を身につけていることが当たり前だったと想像されます。もしも今の6年生がその時代に居たとしたら,お米作りにきちんとかかわることができるだろうか・・・。秋の夜長に考えてみることにします。
