今日は10日,0の日です。正式には明日から夏の交通安全県民運動が始まりますが,実質は今日から始まりましたといってよいでしょう。愛知県は相変わらずの交通事故死ワースト1。不名誉返上の掛け声は勇ましいのに,打たれる手段の実効はわずか… などとはいっておられません。事故・悲劇防止!!
先日通学路点検を子どもたちと一緒にしました。毎日登下校をする道路について今一度安全確認をし,隠れた危険を見つけ出そうとしたものです。
通学路を巡ってみて感じるのは国道257号線と県道・町道との交通量の大きな違いです。さほど途切れることのない車の流れを観察できる道と,子どもが跳びはねて遊んでいてもさして支障のない道の違いといえば当たりでしょうか。「安全に気をつけて登下校するのは国道を通るとき。脇道に入ってしまえば気を使わなくても大丈夫」こんな意識はないはずですがもしあるとすれば怖いことです。もう一つ気づくのは人通りの少なさです。午後三時前後の時間帯,国道も県・町道もほとんど歩行者はいません。たまに畑や田圃仕事の人や釣り人を見かけるくらいです。へき地・中山間地においては当たり前の風景といえばそれまでのことですが,寂しいことには間違いありません。「助けて」と叫んだときに何人の方々が気付いてくれることか…。
安全に関して子どもたちに必ずかける言葉があります。それは「よく見る,まずよく見て行動はそれから」です。自分の身を守るのは自分であることは鉄則といってよいでしょう。自分では守り切れない部分は皆の協力によって補っていくのです。身を守るためにも支援や援助をするためにも,まずは見るべきものを見なければ事は始まりません。さあやりましょう。
追記:道路を行き交う自動車の運転手を眺めていると,携帯電話を使いながら運転している人 を結構見かけます。自分にはとても出来ません。
