学芸会を多くの皆さんに観ていただくことができました。子どもたち24名の取り組みは、どの内容も素晴らしかったと思います。ご声援をいただけたことに感謝を申し上げます。清嶺小学校のマスコット「セイミー」も、当日ご披露をさせていただきました。子どもと保護者からアイデアをいただき、何度もの修正を重ねた結果の作品です。係わっていただいた皆さんの想いがいっぱいつまって出来上がりました。満足できるマスコットです。
残暑厳しい中での練習をもとに、力いっぱいの運動会からはじまり、5・6年生は修学旅行(京都・奈良)で学習事項を実際に確かめることができ、町民音楽会では全校で合唱を大事にしている姿を披露することができました。そして学芸会では、感動を与えようの意気込みで、真剣に大きな声で演技をすることができました。また、校内徒歩遠足では、地域探索として学年にあったコース選択ができました。二学期最後の校内マラソン大会でも、練習を大事にした取り組みができ、大会当日ではさらに良い記録をと挑戦する姿が見られました。暑い中での汗と砂にまみれた短パンと半そでシャツ、落ち葉と共に走る短パンと半そでシャツ。子どもたちのたった2~3ケ月間での季節の移り変わりの出来事です。暑い中でも、寒い中でも、元気いっぱい力いっぱいの姿は私たちが二学期を振り返る中で喜べる評価といえます。
平成24年度の予算どり「予算要望」も、この二学期の大事な行事と言えます。耐震補強が終了し、講堂の内外も一新しました。保健室・職員室・応接室にエアコンが入り、校舎の全室に網戸が設置されるなど、毎年の要望が少しづつかなえられています。24年度は是非、中庭の整備を進めたいと思います。子どもたちの毎日の通学路であり、花壇があり樹木園がありますが、駐車場でもあります。子どもの安全な通学路とは言えません。併せて保護者や来客が安全に駐車できるスペースもありません。中庭造園時は、花壇を設けてロータリーの形をとり、樹木園を造るなど、たいへんモダンな庭園であったと思いますが、これほど車の出入りを予想することはなかったのでしょう。子どもの通学路をはっきりさせ、駐車スペースと来客者の出入りの安全の確保、その為には花壇の撤去と樹木園の縮小が必要となります。そうなると、当初の面影を残せないかもしれません。校地内どの場所も、卒業生一人一人の思い出の場所ですが、時代の変遷と共に今生きる者の目で生かすことができればとお願いをするところです。3.11を教訓として訓練内容を見直し、個々に身を守れること、安全な場所への避難ができることを徹底します。本校にとって平成24年も穏やかで、仲良く力いっぱいの活動ができるよう取り組んでいきます。どちら様も、よいお年をお迎えください。
※これは「清嶺小だより」から借用した文章です。学校通信と学校ブログ、双方を上手に
活用する知恵を絞っていきます。